1978-05-30 第84回国会 参議院 商工委員会 第17号
一つは、フォーラム・プロロガートム原則というものがあるのではないかという点でございまして、御指摘のマンキエ事件は、先ほど私申しましたように、これは合意付託による事件でございまして、英、仏のいずれかが一方的に提訴した事件ではないということを申し上げたわけでございます。その先例は、まさに英国、アルバニアのコルフ海峡事件である、これが一つの点でございます。
一つは、フォーラム・プロロガートム原則というものがあるのではないかという点でございまして、御指摘のマンキエ事件は、先ほど私申しましたように、これは合意付託による事件でございまして、英、仏のいずれかが一方的に提訴した事件ではないということを申し上げたわけでございます。その先例は、まさに英国、アルバニアのコルフ海峡事件である、これが一つの点でございます。
○対馬孝且君 私はひとつはっきり申し上げまして、こういう国際的な応訴管轄権というものがあって、先ほど申しましたようにイギリスとフランスが争われたけれども、結果的にはイギリスの勝利に終わったと、マンキエ事件というのは勝利してると、決してこれは両当事者間で行ったものでなくて、最初はイギリスから出発をしてると、こういう教訓に立ってひとつ総理ね、これからもひとつ積極的に国際司法裁判所の問題は、合意ができなければできないんだということでなしに